真夏からのいろは
galleryに新しく「いろは」という作品を追加しました。

この作品は、夏に写真家の川内倫子さんのワークショップに参加したことがきっかけで初めて写真集の形でまとめた作品です。
webには元々の撮影したままの状態の6×6の正方形の形の写真で載せましたが、写真集では今まで未経験だった大胆なトリミングをしてみたりとまた違う印象になっていると思います。
10月の下旬に青山ブックセンター本店で他の受講生の皆さんとともに写真集の展示をさせて頂きました。


川内WSギャラリー展 1.jpg


川内WSギャラリー展2.jpg

わざわざ足を運んでくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました!



このワークショップは、知ったときからもう絶対に通いたい!!!と熱望していたものだったので受講出来るという知らせが届いた時にはものすっっっごく嬉しかったです。
実際に受講してみると、自分の世界がいかに狭いものか思い知らされました。自分の今の「位置」みたいなものが嫌というほどわかってしまった気がして、これから何をしたらいいのか、何がしたいのかさっぱりわからなくなりました。

そんな気持ちの中で、さらに写真集の形に仕上げるという作業が初めてだったのもあり何から手をつけてよいのやらわからなくて悶々とした日々が長く続きました。
それでも、「できなかった」で終わらせるのだけは悔しいし絶対にやりたくないことだったのでどうにかこうにか試行錯誤の末、一冊完成させることができてとてもほっとしました。

もっと良くできたよなぁ…とは思うところはたくさんあるけれど、今の私の精一杯でやれたとは思うのでとても大切な一冊です。
内容は、昨年撮影した写真を中心に私が家族や時間について改めて考えるきっかけになった出来事を写せた大切な写真や昔何気なく撮影した写真で構成しました。これらの写真は何らかの形でしっかりまとめたいとずっと思っていたので、こうしてワークショップに通えて一冊にまとめて発表するという機会を与えていただけたことにとても運命を感じています。

この制作がきっかけで昔撮っていたフィルムを見返すことが多くなり、また写真というものについて改めて考えさせられています。ワークショップでは「編集」について学ぶことができたのですが、昔の写真をまとめることで何か表現ができないか…と考えるようになれたことが自分の世界が少しは広がったのかな?と感じる瞬間です。
これからまた作品を作るのか、何をして行きたいのかまだ迷いの中ですがまた何かまとめて発表することができたらいいなと思っています。

今年は年明けから第一線で活躍されている方々に作品を見て頂いたりお話させて頂く機会に恵まれたほんとうに夢のような年でした。
来年はどんな風になるのだろう…と期待だけするのではなく、やっぱり自分がしっかり自分に向き合って行動出来た先にしか結果はないということを強く実感できた年だったので、この気持ちを忘れずに暮らしていきたいなと思っています。

最後に、この「いろは」という写真集に添えた文章をここにも記しておきたいと思います。

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いろは

季節は変わらず巡って
あり続けることを疑わなかったものはいつの間にか消えていく。

でも、なくなるわけではないと信じていたい。

長い長い繋がりのひとつ。
また繋ごうとしながら生きている。


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